医療訴訟を理解しよう

最近の医療の進歩は目覚しいものがありますが、比例するかのように医療訴訟も増えている傾向にあります。
この医療行為というのは、医療行為をしたときに治療を受けた患者が死亡したり、後遺症が残ってしまった場合に、不適切な医療行為があったのではないかと裁判に発展してしまうことを医療訴訟と言います。
最近では民事訴訟以外にも医療行為上の過失があった場合には刑事訴訟に発展してしまう場合もあります。
患者が納得しないまま死亡してしまったり、大きな後遺症が残ってしまった場合は、病院側の過失を証明するのが難しいと言われています。
また補償しますとなった場合であっても、本当に解決するまでとても時間がかかってしまう欠点があります。


基本的に患者側と病院側で問題になってしまった場合は裁判を起こす前に示談で話し合いをするか、裁判外紛争解決手続などの方法で、裁判をする前に解決するケースがあります。
特に病院側はイメージが悪くなってしまうということで、あまり裁判をやりたがらない傾向があります。
しかし最近ではマスコミが大きく取り上げることが多く、2000年以降は表沙汰になる医療ミスが目立ってきている傾向があり、さらに医療行為上の過失が刑事事件に発展してしまうケースも増えてきています。
あまり大きく報道されては困る病院側と、本当に事実を知りたい患者側との距離はマスコミの力が強くなってきていると言っても、なかなかその溝が埋まることはありません。
本当のことを知るためにもこの距離を短くしなければいけないのです。